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検査項目解説

検査名 抗デオキシリボヌクレアーゼB抗体/抗DNase-B抗体
英検査名 Anti-Deoxyribonuclease-B Antibody
検体基準範囲 混濁血清は使用できないので、食後3~4時間経過してから採血することが望ましい。血清分離後速やかに測定するか、4℃で保存する。不活化検体は使用できない。
血清:16歳以上(320倍以下)、5~15歳(480倍以下)、0 ~5歳(60倍以下)
測定法 酵素阻止法
基準範囲出典 1.Ayoub EM, Harden E: Immune response to streptococcal antigens: diagnostic methods. In Manual of Clinical and Laboratory Immunology. Fifth edition. Edited by NR Rose, EC de Marco, JD Folds, et al. Washington, DC, ASM Press, 1997
2.Bryant AE, Stevens DL. Streptococcus pyogenes. In: Bennett JE, Dolin R, Blaser MJ, eds. Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases. 8th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2015:chap 199.
3.Hall GS, Woods GL. Medical bacteriology. In: McPherson RA, Pincus MR, eds. Henry's Clinical Diagnosis and Management by Laboratory Methods. 22nd ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2011:chap 57.
4.藤川 敏ほか:Anti-deoxiribonuclease-B(ADNase B)測定の臨床的意義と他のレンサ球菌抗体との相関について.リウマチ 20:11-21,1980
解説 この検査の目的は溶血性連鎖球菌感染症の診断である。DNase-BはStreptolysin Oと同じ溶血性連鎖球菌が産生する菌体外毒素の一つで、A群溶連菌の殆どの菌株が産生し、C群、G群では一部しか産生しないことから、A群溶血性連鎖球菌に特異性が高い。異常値を認めたらASO、ASK、急性相反応蛋白を測定する。臨床的にはスクリーニング検査としてASOが陽性を示した場合にA群溶血性連鎖球菌の感染をより確実にするために行う。
高値(血清):A群溶血性連鎖球菌感染症、急性糸球体腎炎、リウマチ熱

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