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検査項目解説

検査名 α1-アンチキモトリプシン
英検査名 α1-Antichymotrypsin/α1-ATC
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:21~38mg/dL
測定法 ネフェロメトリー
基準範囲出典 1.Chernecky CC, Berger BJ. Alpha1 -antitrypsin - serum. In: Chernecky CC, Berger BJ, eds. Laboratory Tests and Diagnostic Procedures. 6th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2013:121-122.
2.Winnie GB, Boas SR. a1-antitrypsin deficiency and emphysema. In: Kliegman RM, Stanton BF, St. Geme JW, Schor NF, eds. Nelson Textbook of Pediatrics. 20th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2016:chap 393.
解説 α1-ACTはα1グロブリン分画に属する蛋白分解酵素阻害因子の一つで、病原体や組織壊死で活性化されたマクロファージが産生する炎症性サイトカインの働きで肝で産生され、α1-アンチトリプシンよりも炎症の初期に出現する。また、Alzheimer病で血清や髄液中に増加するとの報告もある。臨床的には感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患、組織壊死などで測定される。
高値(血清):Alzheimer病、悪性腫瘍、感染症、自己免疫疾患、組織壊死
低値(血清):遺伝性欠乏症、肝機能障害

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