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検査項目解説

検査名 α1-アンチトリプシン
英検査名 α1-Antitrypsin/α1-AT
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:94~150mg/dL
測定法 ネフェロメトリー
基準範囲出典 1.櫻林 郁之介 他:臨床病理 特53:71-81,1983
2.三宅 和彦 他:日本臨床 53(増):193-197,1995
3.Kanakoudi F, Drossou V, Tzimouli V, et al: Serum concentrations of 10 acute-phase proteins in healthy term and pre-term infants from birth to age 6 months. Clin Chem 1995;41:605-608
4.Morse JO: Alpha-1-antitrypsin deficiency. N Engl J Med 1978;299:1045-1048, 1099-1105
5.Cox DW: Alpha-1-antitrypsin deficiency. In The Metabolic and Molecular Basis of Inherited Disease. Vol 3. Seventh edition. Edited by CR Scriver, AL Beaudet, WS Sly, D Valle. New York, McGraw-Hill Book Company, 1995, pp 4125-4158
6.上田美穂ほか:α1アンチトリプシン.臨床医 28:954-957,2002
解説 α1-ATはα1グロブリン分画に属する膵酵素トリプシンの阻害物質で、α1-アンチキモトリプシンと同じ機序で産生され、感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患、組織壊死などで測定される。欠損症では血中濃度は低下するが、細胞内に異常蓄積が見られ、若年性肺気腫や小児肝硬変の原因となることもある。
高値(血清):悪性腫瘍、感染症、自己免疫疾患、組織壊死
低値(血清):α1-アンチトリプシン欠損症、肝機能障害、新生児呼吸促迫症候群、肺気腫、ネフローゼ症候群

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