検査項目解説
検査名 | β-クロスラプス |
英検査名 | β-Crosslaps |
検体基準範囲 |
早朝2番尿を検体とし、速やかに測定する。 尿:若年成人(119~450μg/mmol・Cr)、50歳以上(150~700μg/mmol・Cr) |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 1.伊藤祐司ほか:骨吸収マーカー CTX.福永仁夫(編);実践骨代謝マーカー.メディカルレビュー社,pp159-169,2003 |
解説 |
CTxは骨吸収に伴って血中に放出されるI型コラーゲンの分解産物で、緩徐な骨吸収の際に放出される。臨床的には骨粗鬆症治療の薬効判定に用いる。 高値(尿):Basedow病、Paget病、高回転骨減少症、原発性骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移、多発性骨髄腫 |