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検査項目解説

検査名 BSP test/ブロムサルファレイン試験
英検査名 BSP Retention/BSP
検体基準範囲 検査は早朝空腹時に行い、採血までは安静臥位を保つ。検体採取後速やかに測定する。
血液:30分値(5%以下)、45分値(2%以下)
測定法 比色法
基準範囲出典 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008
解説 静注されたBSPは血液中で主としてアルブミンとリポ蛋白に結合し、肝類洞から肝細胞に取り込まれ胆汁中に排泄される。このため血中での停滞率は、BSPの肝細胞への摂取速度が影響している。この摂取速度は有効肝血流量をよく反映しているので、除去率を算定すると肝予備能が推定される。また、BSPは肝細胞内でグルタチオン結合するため、肝細胞機能も反映していると考えられている。ただしBSPは血管炎やショックを発症するためルーチンでの使用は制限され、先天性ICG排泄異常症、Dubin-Johnson症候群、Rotor症候群などの診断に限って使用される。
停滞率増加(血液):Dubin-Johnson症候群、Rotor症候群、肝炎、肝硬変

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