検査項目解説
検査名 | ヘキソキナーゼ(赤血球) |
英検査名 | Hexokinase |
検体基準範囲 | 赤血球:0.07~0.09MU/molHb |
測定法 | |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
ヘキソキナーゼはグルコースからG-6-Pへのリン酸化を触媒する酵素で、解糖系の中では最も活性化が低い。4種のアイソエンザイム(I、II、III、IV)があり、I型は脳、赤血球、腎、II型は筋、脂肪組織、III型は核、IV型は肝、膵のみで発現している。 高値(赤血球):食道癌、胃癌、小腸癌、大腸癌、直腸癌、肺癌、悪性黒色腫、乳癌、子宮頸癌、卵巣癌、精巣癌、腎細胞癌、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫 低値(赤血球):先天性非球状赤血球性溶血性貧血 |