検査項目解説
検査名 | アドレノメデュリン |
英検査名 | Adrenomedullin |
検体基準範囲 | 血漿:7.3~11.5fmol/mL |
測定法 | RIA、ELISA |
基準範囲出典 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-11557057/ |
解説 |
アドレノメデュリンは褐色細胞腫か発見された持続性の血管拡張作用を持つペプチドで強い降圧作用がある。副腎髄質、心臓、血管、膵臓、肺、下垂体、腎などに広範囲に分布し、多彩な生理作用を持つと考えられている。また、本態性高血圧、慢性腎不全などで血中濃度が増加するが、これら臓器の保護作用があると考えられている。 高値(血漿):敗血症、1型糖尿病、非閉塞性肥大型心筋症、閉塞性肥大型心筋症、本態性高血圧、急性心筋梗塞、喘息、肝硬変、急性膵炎、慢性腎不全、敗血症性ショック、火傷、外傷性ショック、外傷 |