検査項目解説
検査名 | アミロイドβ蛋白質前駆体 |
英検査名 | Amyloid β-Protein Precursor |
検体基準範囲 | 髄液:1.35±0.38 integrated OD units in 25 normal controls |
測定法 | |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
アミロイドβ蛋白質前駆体はアルツハイマー病で老人斑アミロイドの主成分であるアミロイドβ蛋白質の前駆体で生理機能は不明であるが、細胞接着などとの関係が示唆されている。 高値(髄液):Guillain-Barre症候群、Kennedy-Alter-sung病、多系統萎縮症、ウイルス性脳炎、悪性神経膠腫、後天性水頭症、オリーブ橋小脳萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィー 低値(髄液):Alzheimer病、Behcet's症候群、単純ヘルペス脳炎、副甲状腺機能低下症、コルチコトロピン欠乏症、白質脳症、脳梗塞、アミロイド血管症、滑脳症 |