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検査項目解説

検査名 ニトロブルー・テトラゾリウム試験/白血球殺菌能試験
英検査名 Nitroblue Tetrazolium Test
検体基準範囲 検体採取後直ちに測定する。
血液:2~8%の分葉球に茶褐色顆粒がみられる。
関節液
測定法 鏡検法
基準範囲出典 1.Laboratory Tests&Diagnostic Procedures,Saunders
2.Glogauer M. Disorders of phagocyte function. In: Goldman L, Schafer AI, eds. Goldman-Cecil Medicine. 25th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2016:chap 169.
3.Riley RS. Laboratory evaluation of the cellular immune system. In: McPherson RA, Pincus MR, eds. Henry's Clinical Diagnosis and Management by Laboratory Methods. 23rd ed. St Louis, MO: Elsevier; 2017:chap 45.
解説 好中球の酸素依存性殺菌作用を見る検査で、好中球とオプソニン化ザイモサンを混ぜ、これに黄色のNBTを加えるとNBTは活性酸素により還元され茶褐色のホルモザンになる。茶褐色の顆粒がみられる好中球の数を算定する。また、産生されたホルモザンの量から活性酸素量を測定する方法もある。
高値(血液):細菌性髄膜炎、細菌性肺炎、急性化膿性関節炎、潰瘍性大腸炎
高値(関節液):急性化膿性関節炎

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