検査項目解説
検査名 | アスパラギン酸 |
英検査名 | Aspartic Acid |
検体基準範囲 |
ヘパリン採血検体は採取後直ちに測定するか、凍結保存する。尿は冷暗所で酸性蓄尿する。 血漿:0~2.8nmol/mL 尿:0~2.7μmol/day 髄液 |
測定法 | HPLC |
基準範囲出典 | 1.Mason JB. Nutritional assessment and management of the malnourished patient. In: Feldman M, Friedman LS, Sleisenger MH, eds. Sleisenger & Fordtran's Gastrointestinal and Liver Disease. 9th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2010:chap 4. |
解説 |
Aspは乳汁中のラクトアルブミン、卵アルブミン、牛乳カゼインなどに多く含まれる非必須アミノ酸で生体内ではオキザロ酢酸から合成される。リシン、メチオニン、トレオニンなどのアミノ酸の前駆物質である。 高値(血漿):シトルリン血症、筋萎縮性側索硬化症 高値(尿):急性白血病 高値(髄液):Infantile Spasm 低値(血漿):直腸癌、扁平上皮癌、慢性腎不全 |