検査項目解説
検査名 | 副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン/ACTH放出ホルモン |
英検査名 | Corticotropin-Releasing Hormone |
検体基準範囲 | 髄液:60±30pg/mL in 6 healthy controls |
測定法 | |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
CRHは脳、腸管、副腎、性腺、胎盤などに広く分布しているポリペプチドホルモンで視床下部-下垂体-副腎系、性腺系、自律神経系、免疫系や摂食などの調節に関与している。このホルモンはACTH放出ホルモン受容体と結合し、ACTHの合成と分泌を促進する。また、視床下部ACTH放出ホルモンはストレス、日内リズム、糖質コルチコイドによるネガティブヒードバックを受ける。 高値(髄液):Tourette's症候群、神経性食欲不振症、外傷後ストレス、アルツハイマー病 低値(髄液):アルコール依存症、てんかん |