検査項目解説
検査名 | 抱合胆汁酸/グリコケノデオキシコール酸 |
英検査名 | Glycochenodeoxycholic Acid/Taurochenodeoxycholic Acid |
検体基準範囲 | 血清:0.121±0.074μg/mL in 20 healthy controls |
測定法 | |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
抱合胆汁酸は胆汁酸のグリシン、タウリンなどとの抱合体。コール酸やケノデオキシコール酸などの一次胆汁酸がグリチンやタウリンと抱合され胆汁中に放出されたものである。放出された抱合胆汁酸の多くは回腸で吸収され腸肝循環を形成し、一部は腸内細菌で脱抱合されデオキシコール酸やリトコール酸などの二次胆汁酸へ異化され吸収されるか糞便中に排泄される。 高値(血清):肝硬変 |