検査項目解説
検査名 | HLA抗原 |
英検査名 | HLA Antigens |
検体基準範囲 | 血液:Saito S et al:Tissue Antigens 56:522-629,2000 |
測定法 | PCR |
基準範囲出典 |
資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC 1.臨床検査法提要,金原出版 |
解説 |
HLA抗原は経産婦血清中の白血球凝集抗体が認識する糖蛋白として発見された、ヒトの主要組織結合抗原である。たんぱく分解酵素で分解された異物抗原のペプチドと結合しT細胞を活性化させる機能がある。 血中に出現:Celiac病、Goodpasture症候群、Reiter病、甲状腺機能亢進症、糖尿病、副腎皮質機能低下症、ヘモクロマトーシス、免疫不全症、多発性硬化症、筋萎縮症、側頭動脈炎、脈なし病、潰瘍性大腸炎、慢性活動性肝炎、天疱瘡、乾癬、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、関節リウマチ、リウマチ性脊椎炎 |