検査項目解説
検査名 | 免疫グロブリンG1 |
英検査名 | Immunoglobulin G1 |
検体基準範囲 |
検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。長期保存は-20℃以下で行う。 血清:320~748mg/dL 唾液 |
測定法 | ネフェロメトリー |
基準範囲出典 | 1.戸叶 嘉明 他:臨床免疫 20(9):872-880,1988 |
解説 |
IgGはH鎖の定常領域の違いから、IgG1,IgG2,IgG3,IgG4の4つのサブクラスに分けられる。IgG1はIgGの70%を占める最も多いサブクラスである。胎盤通過、補体結合、Fc受容体への結合などの生理活性を持つ。 高値(血清):Down症候群 Hemophilus Influenza B 髄膜炎、アデノシン脱水素酵素欠損症、 低値(血清):Crohn病、ネフローゼ症候群 低値(唾液):ネフローゼ症候群 |