検査項目解説
検査名 | インターロイキン-11 |
英検査名 | Interleukin-11/IL-11 |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血漿30pg/mL以下(参考値) 関節液 |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
IL-11は線維芽細胞、ストローマ細胞、内皮細胞、骨芽細胞、気管支上皮、肺胞上皮、軟骨細胞、滑膜細胞で産生される蛋白質で、受容体はIL-11Rとgp130である。造血幹細胞、赤芽球系細胞の分化と増殖、巨核球の増殖と成熟、血小板の産生促進、B細胞の分化誘導など様々な生物活性を持つ。 高値(血漿):脳性麻痺 高値(関節液):痛風、関節リウマチ、脊椎炎 |