検査項目解説
検査名 | インターロイキン-12 |
英検査名 | Interleukin-12/IL-12 |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血漿:8pg/mL以下(参考値) |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
IL-12はNK細胞刺激因子、活性化T細胞分化誘導因子として発見されたサイトカインで、活性化B細胞、単球、マクロファージ、樹状細胞、ランゲルハンス細胞、ケラチノサイトなどから産生される。受容体はIL-12Rβ1/IL-12Rβ2である。NK細胞や細胞障害性T細胞を活性化する生理作用を持つ。また、Th1細胞でインターフェロン-γ、IL-2、腫瘍壊死因子αの産生を誘導する。 高値(血漿):悪性疾患、転移癌、脳性麻痺 |