検査項目解説
検査名 | インターロイキン-7 |
英検査名 | Interleukin-7/IL-7 |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血清:11.3 ±10.4pg/mL in 54 healthy controls |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
IL-7はストローマ細胞株の培養液上清中に見いだされた糖蛋白質で、受容体はIL-7Rα鎖とIL-2Rγ鎖である。ミトジェンの存在下でCD4+またはCD8+の成熟T細胞促進、細胞障害性T細胞やリンフォカイン活性化キラー細胞誘導作用がある。また、単球に作用し、IL-1、IL-6、TNF-α、マクロファージ炎症蛋白質などのサイトカイン酸性も誘導する。 高値(血清):多発性骨髄腫、脳性麻痺 |