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検査項目解説

検査名 トロンボポエチン
英検査名 Thrombopoietin
検体基準範囲 血漿:280±33pg/mL in 32 healthy controls
測定法
基準範囲出典 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC
解説 肝で生成されるサイトカインの一種で、巨核球系細胞の増殖、分化を刺激して血小板産生を促進する作用を持ち、エリスロポエチンと高い相同性がある。肝では常に一定量が産生され、血小板が多くなると血小板上の受容体で捉えられ、血中濃度が低下し、血小板産生が抑制される。
高値(血漿):悪性腫瘍、真性多血症、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血、遺伝性血小板減少症、特発性血小板減少性紫斑病、骨髄線維症、血小板増加症、川崎病、肝線維症
低値(血漿):肝硬変、肝移植

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