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検査項目解説

検査名 モノクロナール蛋白質/M成分
英検査名 M Component
検体基準範囲 血清:陰性
測定法 電気泳動法
基準範囲出典 1.Kyle RA, Katzmann JA, Lust, JA, Dispenzieri A: Clinical indications and applications of electrophoresis and immunofixation. In Manual of Clinical Laboratory Immunology. Sixth edition. Edited by NR Rose, RG Hamilton, B Derick. Washington, DC. ASM Press, 2002, pp 66-70
解説 M成分は多発性骨髄腫などで腫瘍化し、単クローン性に異常増殖した形質細胞が産生するグロブリン分子で、完全なグロブリン分子、H鎖のダイマー、L鎖のダイマーがある。電気泳動ではγ-グロブリン分画にM蛋白質のみの場合は鋭いスパイク(Mバンド)がみられる。
陽性(血清):多発性骨髄腫

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