検査項目解説
検査名 | メトヘムアルブミン |
英検査名 | Methemalbumin |
検体基準範囲 |
血清 腹水 |
測定法 | |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
溶血が起こるとヘモグロビンはハプトグロビンと結合するが、溶血が激しくなると結合できるハプトグロビンは枯渇してしまう。その後、ヘモグロビン由来のヘムはアルブミンと結合して褐色の色素であるメトヘモグロビンができる。つまり、メトヘモグロビンの存在は重篤な溶血があったことの証である。 高値(血清):自己免疫性溶血性貧血、発作性メトヘモグロビン血症、急性膵炎 高値(腹水):急性膵炎 |