検査項目解説
検査名 | トランスグルタミナーゼ |
英検査名 | Transglutaminase |
検体基準範囲 |
血清:19.7±4.6pmol/100μ in 19 control patients without liver disease 髄液:28.8±4.8pmol/100μL in 19 control patients |
測定法 | |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
蛋白分子内のグルタミン基へのアミンの導入や蛋白分子および分子間での架橋形成をつかさどる触媒酵素で、ほとんどすべての組織に発現している。血液凝固、表皮の角質化、細胞間接着、細胞の増殖・分化、アポトーシス、Alzheimer病におけるアミロイド蛋白質の沈着など様々な生理的・病理的減少に関与している。 低値(血清):肝疾患 低値(髄液):筋萎縮性側索硬化症 |