検査項目解説
検査名 | α2-HSグリコプロテイン |
英検査名 | α2 HS Glycoprotein |
検体基準範囲 |
検体は速やかに測定するか、冷凍保存する。 血清:50~70mg/dL |
測定法 | ネフェロメトリー |
基準範囲出典 | 1.臨床検査データブック 医学書院 |
解説 |
肝が合成量の87%を占めるため、肝の蛋白合成能の指標とされている。同様に蛋白合成能の指標とされるアルブミンと比べ血中半減期が4~6日と短く、肝での蛋白合成能の変化をより鋭敏に反映すると考えられている。 高値(血清):急性肝炎回復期 低値(血清):ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、骨髄線維症、閉経後、劇症肝炎、非代償性肝炎、肺癌 |