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検査項目解説

検査名 HBc抗体/抗HBc抗体
英検査名 Hepatitis B Core Antibodies/Anti-Hepatitis B Core Antibodies
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:PHA(64倍未満)
測定法 PHA
基準範囲出典 1.森藤 隆夫 他:臨床病理 特67:101-108,1986
2.飯野 四郎:Medical Practice 5(4):530-543,1988
3.Badur S, Akgun A: Diagnosis of hepatitis B infections and monitoring of treatment. J Clin Virol 2001;21(3):229-237
4.Servoss JC, Friedman LS: Serologic and molecular diagnosis of hepatitis B virus. Clin Liver Dis 2004;8(2):67-281
解説 HBc抗体はHBc抗原に対する抗体で、HBV感染後最も早く出現し、HBc抗原の存在期間に比例して抗体価が上昇する。このため、持続感染者の抗体価は、一過性感染者の抗体価に比べ桁違いの高値になる。HBVの感染ではHBs抗体は陰性化することがあるが、HBc抗体は陰性化しないため最良の感染マーカーである。また、抗体価が感染の持続期間の指標になるため、HBVキャリアの診断に有用である。HBs抗原が陰性でHBc抗体が陽性の場合は、肝内にHBVが存在している可能性があるので、定期的に検査し、肝癌の発生をチェックする。
陽性(高抗体価):HBV持続感染
陽性(低抗体価):HBV感染既往

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