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検査項目解説

検査名 HBs抗体/抗HBs抗体
英検査名 Hepatitis B Surface Antibodies/Anti-Hepatitis B Surface Antibodies
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:PHA(8倍未満)、CLIA(10.0mIU/mL未満)
測定法 PHA、CLIA
基準範囲出典 1.藤原 拓樹 他: 医学と薬学 42(4):623-627,1999
2.Immunization of Health-Care Personnel. Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP). Centers for Disease Control and Prevention, MMWR 2011;60(7):5
3.Badur S, Akgun A: Diagnosis of hepatitis B infections and monitoring of treatment. J Clin Virol 2001;21:229-237
4.Servoss JC, Friedman LS: Serologic and molecular diagnosis of hepatitis B virus. Clin Liver Dis 2004;8:267-281
5.出口 松夫, 他:医学と薬学74(9):1137-1144, 2017.
6.蒲池 正次,他:臨床検査機器・試薬 17(6):1173 ~ 1180, 1994.
7.飯野 四郎:Medical Practice 5-4-530~543 1988
解説 HBs抗体はHBVの外殻蛋白に対する中和抗体で、急性B型肝炎発症後6ヶ月以降に出現し、HBs抗体陽性者ではHBVの再感染は起こらない。またHBワクチン接種によっても獲得されるが、この場合HBc抗体は陰性である。臨床的にはHBV感染既往の判定、HBワクチンの効果判定、針刺し事故などの医療事故の際の治療法の選択などに用いる。ただし、HBs抗原消失後HBs抗体が出現しない症例が10~15%認められるので注意する。
高値(血清):HBV感染既往、HBワクチン接種(抗体獲得)

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