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検査項目解説

検査名 血小板膜糖蛋白
英検査名 Platelet Membrane Glycoproteins
検体基準範囲 3.8%クエン酸Na1容に全血9容を加え160G,10分間遠心し血漿を分離し、速やかに測定するか、室温保存で2~3日以内に測定する。
多血小板血漿:特異抗体を用いたウエスタンブロット法又は交差免疫電気法によるパターンで欠損を確認する。
測定法 ウエスタンブロット法、交差免疫電気泳動法
基準範囲出典 1.藤元貴啓ほか:血小板の膜蛋白質;図説 血栓・止血・血管学─血栓症制圧のために.中外医学社,2005,pp174-203
解説 血小板膜蛋白は出血傾向などから血小板機能異常が疑われ、血小板機能検査(血小板凝集能、血小板粘着能、血小板放出能)で先天性血小板機能異常が疑われた場合に測定する。この検査で糖蛋白の欠損が認められたら先天性疾患の存在が強く示唆されが、最終的な診断は遺伝子解析が必要である。
糖蛋白Ib欠損:Bernard-Soulier症候群
糖蛋白IIb/IIIa欠損:血小板無力症
糖蛋白Ia欠損:コラーゲン受容体欠損症
糖蛋白VI欠損:コラーゲン受容体欠損症

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