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検査項目解説

検査名 抗抗酸菌抗体/抗コードファクター抗体/抗結核菌リン脂質抗原抗体/抗TBGL抗体
英検査名 Anti-Mycobacteria Antibody/Anti-Cord Factor Antibody/Anti-Tuberculous Glycolipid Antigen Antibody
検体基準範囲 検体採取後速やかに測定するか、2~8℃で保存し10日以内に測定する。
血清:Myco Dot:(+)以上陽性、抗TBG抗体:2units以上弱陽性、4units以上陽性
測定法 ELISA、金コロイド法
基準範囲出典 1.奥田 勲ほか:活動性肺結核症例における血中抗酸菌抗体(TBGL・LAM)測定の有用性.臨床検査 48:587-591,2004
解説 この検査は結核菌が検出されない肺結核や結核性胸膜炎、カリエス、腸結核などが疑われるときに行う。コードファクターは結核菌とその類縁菌の細胞壁に特異的に存在する糖脂質で、抗TBGL抗体検査はこの糖脂質をはじめ複数の抗原に対する血清中の抗体を測定する方法である。感度は67~85%、特異度は94~96%とされているがリポアラビノマンナンを抗原とする抗LAM法と組み合わせることにより、感度は塗抹陰性の結核でも80%以上になるとされている。
陽性(血清):肺結核、結核性胸膜炎、結核性リンパ節炎、非結核性抗酸菌症

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