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検査項目解説

検査名 抗ヒアルロニダーゼ抗体
英検査名 Anti-Hyaluronidase Antibody/AHD
検体基準範囲 混濁血清はデータが変動するので、採血は食後3~4時間経過してから行う。血清分離後速やかに測定するか、短期なら4℃以下、長期なら凍結保存する。
血清:PA(128倍以下)、酵素中和試験(256倍以下)
測定法 受け身凝集反応(PA)、酵素中和試験
基準範囲出典 1.山田俊彦ほか:レンサ球菌の免疫学と血清学的診断法.塩川優一ほか(編);菌体生産物に対する諸抗体,レンサ球菌感染症(上).廣川書店,1992,pp254-262
解説 抗ヒアルロニダーゼは溶血性連鎖球菌の産生する酵素(ヒアルロニダーゼ)に対する抗体で、主としてA群溶血性連鎖球菌の感染診断に用いる。
陽性(血清):溶血連鎖球菌感染が原因のリウマチ熱、急性扁桃炎、猩紅熱、亜急性細菌性心内膜炎、敗血症、急性糸球体腎炎

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