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検査項目解説

検査名 SARSコロナウイルス抗体/抗SARSコロナウイルス抗体
英検査名 SARS Coronavirus Antibody
検体基準範囲 血清分離後、スクリューキャップ付の専用プラスチックチューブにいれパラフィルムでシールし、4℃ないしは-20℃の環境でパックし国立感染症研究所又は地方衛生研究所に送付する。血清は発症10日以内のものと回復期の発症28日以降のものをペア血清として提出する。可能なら発症後1週おきに採血し検体とする。
血清:陰性
測定法 ELISA、IFA
基準範囲出典 1.臨床検査データブック 医学書院
2.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008
3.厚生労働省:SARS関連情報
4.Abbas AK, Litchman AH, Pillai S. Antibodies and antigens. In: Abbas AK, Litchman AH, Pillai S, eds. Cellular and Molecular Immunology. 8th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2015:chap 5.
5.Male D, Brostoff J, Roth DB, Roitt IM. Antibodies. In: Male D, Brostoff J, Roth DB, Roitt IM, eds. Immunology. 8th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2013:chap 3.
6.Gerber SI, Anderson LJ. Coronaviruses. In: Goldman L, Schafer AI, eds. Goldman's Cecil Medicine. 25th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2016:chap 366.
解説 SARSウイルスは2002年冬中国広東省に発生し、香港を経由して東南アジアを中心に流行した呼吸器感染症で、致死率は10%に達する。38℃以上の高熱が3日以上続き、頭痛、悪寒、戦慄、筋肉痛、全身倦怠感を訴える患者やSARS流行地への渡航歴がある患者は積極的に検査を進める。SARSウイルスの抗体は感染後7日目くらいから血清中に出現するとされているが、感染者全例が抗体陽性化するのは、感染後4州とされている。この感染症は2類感染症に分類されている。
陽性:重症急性呼吸器症候群(ウイルス遺伝子が陽性の場合は、患者を隔離する)

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