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検査項目解説

検査名 BCL2 t(14;18)転座
英検査名 BCL2 t(14,18) translocation
検体基準範囲 血液、骨髄液、リンパ節:t(14;18)(q32;q21)陽性細胞を認めない
測定法 FISH
基準範囲出典 1.直江 知樹 他:WHO血液腫瘍分類 改訂版(医薬ジャーナル社):176~177,250~251,262~263,2018.
2.稲澤 譲治:臨床FISHプロトコ-ル 阿部達生監修 (秀潤社) 90~95 1997
3.門脇則光, 福原資朗 : 濾胞性リンパ腫とBCL-2. 白血病とリンパ腫の分子生物学(平井久丸 編), pp90-96, 中外医学社, 東京, 1995.
4.Vaandrager, J. W. et al. : Genes Chrom. Cancer 27 : 85-94, 2000.
Ngan, B-Y. et al. : N. Engl. J. Med. 318 : 1638-1644, 1988.
5.Taniwaki M et al:Leukemia 11-3-291~293 1997
6.Dewald GW, Brockman SR, Paternoster SF, et al: Chromosome anomalies detected by interphase FISH: correlation with significant biological features of B-cell chronic lymphocytic leukemia. Br J Haematol 2003;121:287-295
7.Dohner H, Stilgenbauer S, Benner A, et al: Genomic aberrations and survival in chronic lymphocytic leukemia. N Engl J Med 2000 Dec;343(26):1910-1916
解説 BCL2はB細胞腫瘍で発見された癌遺伝子で、18番染色体長腕(18q21)に座位しt(14;18)(q32;q21)に関与している。このt(14;21)転座は、濾胞性リンパ腫やびまん性大細胞型Bリンパ腫に特異的に見られる染色体異常で、転座により、14番染色体q32のIgHと18番染色体q21のBCL2がIgH/BCL2キメラ遺伝子を形成する。この検査は濾胞性リンパ腫やびまん性大細胞型Bリンパ腫の診断に有用である。
陽性細胞(血液、骨髄液、リンパ節):濾胞性リンパ腫、びまん性大細胞型Bリンパ腫

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