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検査項目解説

検査名 抗Jo1抗体
英検査名 Anti-Jo-1 Antibody/Autoantibodies to Jo1 Antigen
検体基準範囲 血清分離後速やかに測定するか、凍結保存する。
血清:CLEIA(10.0U/mL未満)、オクタロニー法(陰性)
測定法 CLEIA、オクタロニー法
基準範囲出典 1.西海 正彦:臨床検査機器・試薬 13(4):835-838,1990
2.西海 正彦 他:日本内科学会雑誌 75(11):1597-1601,1986
3.Targoff I: Autoantibodies in polymyositis. Rheum Dis Clin North Am 1992;18:455
4.Leff R, Sherman J, Plotz P: Inflammatory muscle diseases. In Clinical Immunology Principles and Practice, Second edition. Edited by R Rich, T Fleisher, W Shearer, B Kotzin, et al. St. Louis, Mosby-Year Book, 2001, Chapter 65, pp 65.1-65.8
5.平形道人:抗Jo-1抗体.内科 93:1254,2004
解説 この検査の目的は多発性筋炎/皮膚筋炎の診断と病型予測である。抗Jo-1抗体は多発性筋炎/皮膚筋炎患者の約20~30%に出現し、強皮症重複症候群でも稀に認められるが、他の膠原病では出現しないため、多発性筋炎/皮膚筋炎の疾患標識抗体として有用性が高い。臨床的には筋力低下、筋肉痛が四肢近位筋に認められ、多発性筋炎/皮膚筋炎が疑われる場合や成人発症型筋ジストロフィー症との鑑別の際に測定する。また、抗Jo-1抗体陽性の多発性筋炎/皮膚筋炎では、ほぼ全例に肺線維症が認められ、肺線維症の発症に先行して陽性となることがある。
陽性(血清):多発性筋炎/皮膚筋炎、多発性筋炎-強皮症重複症候群

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