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検査項目解説

検査名 抗肝腎マイクロゾーム-1抗体/抗LKM-1抗体
英検査名 Anti-Liver Kidney Microsome Type I Antibody
検体基準範囲 血清分離後速やかに測定するか、4℃冷蔵保存する。
血清:陰性(17未満)、判定保留(17≦~49)、陽性(50≦)
測定法 EIA
基準範囲出典 1.Clinical Immunology Principles and Practice. Third edition. Edited by RR Rich, TA Fliesher, WT Shearer, et al: Philadelphia, PA, Mosby Elsevier, 2008
2.Czaja AJ, Homburger HA: Autoantibodies in liver disease. Gastroenterology. January 2001;120(1):239-249
3.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008
解説 抗LKM-1抗体は2~14歳の小児に肝障害が認められたとき、ウイルス性肝炎、薬剤性肝炎が否定され、かつ、ANA、抗平滑筋抗体が陰性の場合に測定する。抗肝腎マイクロゾーム抗体はLKM-1、LKM-2、LKM-3の3種があり、LKM-1は肝細胞の細胞質と腎近位尿細管に反応する自己抗体で、自己免疫性肝炎タイプII型に出現する。臨床的にはウイルス性、薬剤性が否定された2~14歳の小児に肝障害が認められ、ウイルス性肝炎、薬剤性肝炎が否定され、かつ、ANA、抗平滑筋抗体が陰性ならば、II型自己免疫性肝炎の可能性が高いので、この抗体を測定する。
陽性(血清):II型自己免疫性肝炎、自己免疫性肝炎、慢性活動性自己免疫性肝炎

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