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検査項目解説

検査名 抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体/抗マイクロゾーム抗体/マイクロゾームテスト/抗TPO抗体
英検査名 Anti-Microsome Antibodies/Antithyroid Peroxidase Antibodies
検体基準範囲 血清分離後速やかに測定するか、凍結保存する。
血清:RIA(0.3U/mL未満)、EIA(0.3U/mL未満)、ECLIA(16IU/mL未満)、PA(100倍未満)
測定法 RIA、EIA、CLIA、PA
基準範囲出典 1.森田 新二 他:医学と薬学 55(5):775-782,2006
2.上條 桂一 他:医学と薬学 61(5):739-746,2009
3.Feldt-Rasmussen U: Analytical and clinical performance goals for testing autoantibodies to thyroperoxidase, thyroglobulin, and thyrotropin receptor. Clin Chem 1996;42:160-163
4.Gharib H, Tuttle RM, Baskin HJ, et al: Consensus Statement #1, Subclinical thyroid dysfunction: a joint statement on management from the American Association of Clinical Endocrinologists, The American Thyroid Association, and The Endocrine Society. Thyroid 2005;15:24-28
5.Salvatore D, Davies TF, Schlumberger MJ, et al. Thyroid physiology and diagnostic evaluation of patients with thyroid disorders. In: Melmed S, Polonsky KS, Larsen PR, Kronenberg HM, Larsen PR, et al, eds. Williams Textbook of Endocrinology. 12th ed. Philadelphia, PA: Elsevier; 2016:chap 11.
6.Weiss RE, Refetoff S. Thyroid function testing. In: Jameson JL, De Groot LJ, eds. Endocrinology: Adult and Pediatric. 7th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2016:chap 78.
7.笠木寛治:橋本病の診断における抗サイログロブリンおよび抗甲状腺ペルオキシダーゼ自己抗体測定の意義.ホルモンと臨床 43:727-731,1995
解説 この検査は自己免疫性甲状腺疾患が疑われる場合に行なう。TPO Abは甲状腺ホルモン合成に関与している酵素(甲状腺ペルオキシダーゼ)に対する抗体で、橋本病やBasedow病などの自己免疫性甲状腺疾患で高い陽性率を示す。陽性率は橋本病では90~100%、Basedow病では75~90%とされる。ただし、健常成人の10%は陽性を示し、加齢とともに陽性率が上昇するので、この検査のみで自己免疫性甲状腺疾患と診断することは危険である。また、甲状腺自己抗体が陽性の妊婦の2/3は出産後甲状腺機能異常を生じるので注意が必要である。臨床的には橋本病、Basedow病の診断と病態把握や疾患活動性の評価に有用である。橋本病では本抗体とサイログロブリン抗体ともに陽性のことが多く、Basedow病では本抗体は陽性でサイログロブリン抗体は陰性の例が比較的多いとされている。
陽性(血清):Basedow病、甲状腺原発性悪性リンパ腫、特発性甲状腺機能低下症、橋本病、無痛性甲状腺炎、1型糖尿病、膠原病

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