検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 検査項目解説

検査項目解説

検査名 3-メチルヒスチジン
英検査名 3-Methylhistidine
検体基準範囲 24時間蓄尿は3日間の肉食制限後に行う。検体は速やかに測定するか、凍結保存する。
蓄尿:113~480μmol/day
血漿
測定法 HPLC
基準範囲出典 1.考田 雅彦 他:日本臨床 67(増):671-674,2009
2.島田慈彦:尿中3-メチルヒスチジン.内科 93:1455,2004
解説 この検査は、筋肉の異化の指標として測定する。3-MeHisはアクチンとミオシンを構成するアミノ酸で、筋が異化すると遊離され蛋白再合成に利用されることなく48時間以内に殆どが尿中に排泄される。臨床的には筋肉の異化の指標や全身的な窒素代謝障害のモニターとして測定されるが、筋量に比例するため測定の際にはクレアチニン補正が必要である。また3-MeHisの一部は食事(肉類)に由来するので最低3日の肉食制限後の24時間尿で測定する。
高値(尿):悪性腫瘍、肝硬変、外科手術後、外傷、甲状腺機能亢進症、コントロール不良の糖尿病、進行性筋ジストロフィー症、薬剤(副腎皮質ステロイド)
高値(血漿):慢性腎不全
低値(尿):甲状腺機能低下症、低栄養
低値(血漿):扁平上皮癌

会員の方は、ログインしてご覧ください。
会員登録がまだお済みでない方は[新規登録]ボタンからご登録をお願いいたします。

新規登録 ログイン
上へ

HOME

下へ