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検査項目解説

検査名 アポリポ蛋白C-II
英検査名 Apolipoprotein C-II
検体基準範囲 早朝空腹時採血した血清を検体とする。検体は速やかに測定するか、短期は冷蔵保存、長期は-20℃で保存する。
血清:男性(1.8~4.6mg/dL)、女性(1.5~3.8mg/dL)
測定法 免疫比濁法
基準範囲出典 1.岡崎 伸次 他:日本臨床検査自動化学会会誌 12(4):334,1987
2.古賀 俊逸:日本臨床 53(増):654-657,1995
3.Genest J, Libby P. Lipoprotein disorders and cardiovascular disease. In: Bonow RO, Mann DL, Zipes DP, Libby P, Braunwald E, eds. Braunwald's Heart Disease: A Textbook of Cardiovascular Medicine. 10th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2015:chap 45.
4.Robinson JG. What is the role of advanced lipoprotein analysis in practice? J Am Coll Cardiol. 2012;60(25):2607-2615. PMID: 23257303 www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23257303.
5.Semenkovich CF. Disorders of lipid metabolism. In: Goldman L, Schafer AI, eds. Goldman's Cecil Medicine. 25th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2016:chap 206.6.
6.酒井尚彦:アポリポ蛋白の種類とその機能.日本臨牀 65(増刊):18-25,2007
解説 アポリポ蛋白C-IIは超比重リポ蛋白(VLDL)と高比重リポ蛋白(HDL)に含まれ、リポ蛋白リパーゼ(LPL)の補酵素として作用している。この蛋白はVLDLとHDLの間を移動し、VLDLの代謝調節をしている。臨床的には高脂血症、特に高トリグリセリド血症で測定され、トリグリセリド代謝異常の原因究明に用いる。
高値(血清):高脂血症(I型、IIb型、III型、IV型、V型)、原発性胆汁性肝硬変、ネフローゼ症候群、閉塞性黄疸、腎移植、肝移植
低値(血清):家族性アポリポ蛋白C-II欠損症、本態性高血圧症、肝硬変

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