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検査項目解説

検査名 動脈血O2分圧/酸素分圧/O2分圧/PO2
英検査名 Oxygen Partial Pressure/Arterial Blood Oxygen Partial Pressure
検体基準範囲 動脈血をヘパリン加採血し、10分以内に測定するか、氷冷しても3時間以内に測定する。
動脈血:臥位(100.0Torr-0.4×年齢)、座位(100.0Torr-0.3×年齢)
測定法 検圧計法・分光光度法
基準範囲出典 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008
解説 動脈血中に溶解しているO2の分圧で、その値は血液中のO2の利用度を反映している。血中O2濃度低下やCO2濃度上昇があれば、肺のガス交換機能や換気運動の障害を考える。体内の酸素予備能は1リットル程度で極めて少なく、数分の供給停止は死にいたる。臨床的にはpH、PCO2、So2、HCO3-などと同時に測定し、肺のガス交換能を評価する。
パニック値:急性49Torr以下 慢性39Torr以下
高値(動脈血):過換気症候群、代謝性アシドーシス
低値(動脈血):間質性肺炎、癌性リンパ管炎、先天性心疾患(右-->左シャント)、代謝性アルカローシス、ニューモシスチス肺炎、肺水腫、肺線維症

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