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検査項目解説

検査名 B細胞
英検査名 B Lymphocyte/Lymphocyte B-Cells
検体基準範囲 ヘパリン加採血し、速やかに測定するか、室温保存する。
末梢リンパ球:4~13%
測定法 フローサイトメトリー
基準範囲出典 1.Wauwe JV et al:Immunology 44:865-871,1981
2.西谷 皓次:日本臨床 48(増):720-722,1990
3.池本敏行:フローサイトメトリー 手技と解析.Medical Technology 33:31-38,2005
解説 B細胞は骨髄の幹細胞から分化・増殖し末梢リンパ節に分布している液性免疫機能の中心的役割を持つ細胞である。組織中のB細胞は75%が脾に存在し末梢血管中には15%存在する。細胞表面に免疫グロブリン分子を持ち抗原に反応するレセプター機能として働いている。また、Fc受容体や補体第3成分に対する受容体も持つ。この細胞の主要な機能は抗体産生能で、臨床的にはこの細胞を非特異的に刺激するレクチンやT細胞との混合培養で機能検査を行う。
増加:B細胞性白血病、胸腺無形成章、反応性高γ-グロブリン血症、百日咳
減少:Bruton型無免疫グロブリン血症、Good症候群、T細胞腫瘍、重症複合免疫不全症、無・低γ-グロブリン血症

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