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検査項目解説

検査名 ABO式血液型
英検査名 Blood Groups,ABO System
検体基準範囲 EDTA-2Na加血液を検体とし、採血後速やかに検査するか、冷蔵保存する。
血液:日本人頻度:A型(40%)、B型(20%)、O型(30%)、AB型(10%)
測定法 スライド法、試験管法、カラム凝集法
基準範囲出典 1.Goodnough LT. Transfusion medicine. In: Goldman L, Schafer AI, eds. Goldman's Cecil Medicine. 25th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2015:chap 177.
2.Howard MR, Hamilton PJ. Blood groups and blood testing. In: Howard MR, Hamilton PJ, eds. Haematology: An Illustrated Colour Text. 4th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Churchill Livingstone; 2013:chap 41.
3.森山昌彦:血液型.都臨技会誌 35:296-298,2007
解説 ABO式血液型は1900年Landsteinerにより発見された臨床上最重要な血液型で、第9染色体上にあるA、B、Oの3種の遺伝子からなりMendelの法則に従って遺伝する。血清中には抗A(α凝集素)と抗B(β凝集素)があり、A型は抗B、B型は抗A、O型は抗Aと抗Bが血清中に存在し、AB型は両抗体ともに存在しない。臨床的には輸血開始時、不適合輸血副作用の原因究明、新生児溶血性疾患、臓器移植時、親子鑑定の際に測定される。検査は患者血球の抗原を調べるオモテ試験と患者血清中の抗A、抗B抗体の存在を調べるウラ試験を同時に行う。
血液型適応疾患:輸血、貧血、出血、不適合妊娠(血液型不適合、Rh不適合)、新生児溶血性貧血、臓器移植、母子間血液型不適合

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