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検査項目解説

検査名 補体第2成分/C2
英検査名 Complement C2
検体基準範囲 採血後直ちに血清分離し、速やかに測定するか、-70℃で凍結保存する。
血清:1.6~3.5mg/dL
測定法 免疫拡散法
基準範囲出典 1.西川和裕:補体.日内会誌 97:948-954,2008
解説 C2は血中では活性が無いが、古典経路が活性化されるとC4と共にC3を活性化する。単球、マクロファージ、肝細胞で産生される。臨床的には慢性肝疾患の場合、産生細胞が機能低下するので低値となる。C2は補体の初期反応成分で、古典経路を介して活性化され低下し、C4と類似の変動を示す。
高値(血清):Sarcoma、ホジキンリンパ腫、急性白血病、動脈周囲炎
低値(血清):C型肝炎(補体cold activation)、C2欠損症、多発性骨髄腫、蛋白栄養不良、クリオグロブリン血症、動脈炎、神経性食欲不振症、蛋白漏出症候群、栄養不良、急性糸球体腎炎、 膜性増殖性糸球体腎炎、全身性エリテマトーデス、アナフィラキーシーショック、 悪性関節リウマチ、慢性肝疾患、肝炎、肝硬変、全身性エリテマトーデス、多臓器不全、播種性血管内凝固症候群、自己免疫性溶血性貧血

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