検査項目解説
検査名 | 6-ケトプロスタグランジンF1α(尿) |
英検査名 | 6-Keto-Prostaglandin F1α(Urine) |
検体基準範囲 |
尿は速やかに測定するか、凍結保存する。 尿:64.4~101.6pg/mL |
測定法 | RIA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
6-ケトプロスタグランジンF1αの尿中の値は血管内皮細胞で産生されるPGI2量を反映しているので、1日のPGI2産生量が知りたいときに測定する。一部は腎由来で腎輸入細動脈や髄質集合管でも産生される。 高値(尿):妊娠(II、III期)、Na利尿時、鎌形赤血球症 低値(尿):妊娠高血圧症候群、本態性高血圧症、子癇前症、腎疾患、若年発症糖尿病、薬剤(非ステロイド系抗炎症薬、アスピリン) |