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検査項目解説

検査名 酢酸/アセテート
英検査名 Acetate
検体基準範囲 血清は速やかに測定するか、凍結保存する。
血清:0.15~0.46mg/dL(参考値)
血液
測定法 UV
基準範囲出典 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008
解説 酢酸は飽和脂肪酸の一種で肝、筋組織で産生されるほか、食物から腸内細菌の作用によっても産生される。臨床的には酢酸の産生と代謝に影響を与えるアルコール性肝障害の患者モニターや血液透析時の血中酢酸イオン上昇による中毒症状の監視などに用いられる。中毒症状は頭痛、動悸、悪心、嘔吐、胸部圧迫感、血圧低下などである。
高値(血清):アシドーシス、アルコール中毒、悪性腫瘍、重症肝疾患、肝硬変、糖尿病
高値(血液):アルコール中毒
低値(血清):悪性腫瘍

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