検査項目解説
検査名 | CD4 |
英検査名 | CD4/CD4+Lymphocytes/Lymphocyte T-Helper Cells |
検体基準範囲 |
ヘパリン加採血し、速やかに測定するか、室温で保存する。 末梢リンパ球:25.0~54.0% |
測定法 | フローサイトメトリー |
基準範囲出典 |
1.Ip SH et al:Clinical Chemistry 28-9-1905~1909 1982 2.高瀬 浩造 他:臨床免疫 18-S10-149~162 1986 |
解説 |
CD4抗原は、MHCクラスⅡ、HIV-1のレセプターで、単球、T細胞に発現する。CD4陽性T細胞はヘルパーT細胞と呼ばれている。臨床的にはT細胞サブセット、白血病・リンパ腫を含む細胞の分化及び型分類等に用いられる。 抗原分布:helper/inducer T細胞(HIV-レセプター)、胸腺細胞 高値:成人T細胞性白血病、皮膚T細胞性リンパ腫、単球性白血病、HHV6感染、Sezary症候群 低値:HIV感染、特発性CD4減少症、結核 |