検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 検査項目解説

検査項目解説

検査名 第IX因子インヒビター/第IX因子循環抗凝血素
英検査名 Coagulation Factor IX Inhibitor/Circulating Anticoagulants To Factor IX
検体基準範囲 クエン酸加血漿を採取し速やかに測定するか、凍結保存する。血清は検査不可。
血漿:検出せず(0.5BU未満)
測定法 ベセスダ法
基準範囲出典 1.安達 眞二:Medical Technology 24(6):629-633,1996
2.日笠 聡 他:日本臨床 53(増):77-79,1995
3.Feinstein DI, Rapaport, SI: Acquired inhibitors of blood coagulation. In Hematology: Basic Principles and Practice. Edited by R Hoffman, EJ Benz Jr, SJ Shattil, et al. New York, Livingstone Press, 1991, pp 1380-1394
4.Chitlur M, Warrier I, Rajpurkar M, et al: Inhibitors in factor IX deficiency a report of the ISTH-SSC international FIX inhibitor registry (1997-2006). Haemophilia 2009;15(5):1027-1031
解説 血友病B患者に対しては反復して凝固因子補充療法を行うが、約3%の患者では抗体が出現し止血管理が困難になる。臨床的には凝固因子補充療法の効果が低下したと考えられる場合に検査が必要になる。インヒビターの発生頻度は血友病A患者に比べると低いが、インヒビターが出現した患者の50%は第IX因子に対して過敏症やアレルギーを発症する。
異常値(血漿):第IX因子に対する循環抗凝血素、補充療法を受けた血友病B患者

会員の方は、ログインしてご覧ください。
会員登録がまだお済みでない方は[新規登録]ボタンからご登録をお願いいたします。

新規登録 ログイン
上へ

HOME

下へ