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検査項目解説

検査名 第XI因子活性/血漿トロンボプラスチンアンテシデント
英検査名 Factor XI
検体基準範囲 3.2%クエン酸血漿を検体とし、速やかに測定するか、凍結保存する。
血漿:75~145%
測定法 凝固時間法
基準範囲出典 1.安達 眞二:Medical Technology 42(6):629-633,1996
2.斎藤 英彦:日本臨床 53(増):84-86,1995
3.He R, Chen D, He S: Factor XI: hemostasis, thrombosis, and antithrombosis. Thromb Res 2012 May;129(5):541-550
4.Martin-Salces M, Jimenez-Yuste V, Alvarez MT, et al: Review: Factor XI deficiency: review and management in pregnant women. Clin Appl Thromb Hemost 2010;16 (2):209-213
5.Seligsohn U. Factor XI in haemostasis and thrombosis: past, present and future. Thromb Haemost 2007;98(1):84-89
6.Santoro R, Prejano S, Iannaccaro P. Factor XI deficiency: a description of 34 cases and literature review. Blood Coagul Fibrinolysis 2011Jul;22(5):431-435
7.山本晃士:第ⅩⅠ因子.日本臨牀 68(増刊):715-718,2010
解説 肝で産生され血中ではキニノゲンと結合している。活性化第XII因子とトロンビンにより活性化され、第IX因子を活性化する。臨床的にはPTが正常でAPTTが延長している場合に、第VIII因子、第IX因子、第XII因子と共に測定する。臨床的には先天性欠乏症がユダヤ人に見られ、後天的には肝硬変、播種性血管内凝固症候群などで異常値が見られることがある。
高値(血漿):運動負荷、薬剤(経口避妊薬)
低値(血漿):肝硬変、先天性第XI因子欠乏症、新生児、第XIに対する循環抗凝血素、妊娠、播種性血管内凝固症候群、ネフローゼ症候群、子癇前症

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