検査項目解説
| 検査名 | シスチンアミノペプチダーゼ/胎盤性LAP/オキシトシナーゼ | 
| 英検査名 | Cystyl-Aminopeptidase/Leucine Aminopeptidase,Placental/Oxytocinase | 
| 検体基準範囲 | 
検体採取後速やかに測定するか、冷蔵保存し、数日中に測定する。 血清:8mU/mL以下  | 
| 測定法 | 比色法 | 
| 基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 | 
| 解説 | 
CAPは胎盤に存在するアミノペプチダーゼで胎盤性LAPとも呼ぶ。妊娠の経過と共に上昇し妊娠末期には200~600mU/mLになるので、妊娠38週で100nU/mL以下の場合は胎盤・胎児系の異常を考える。臨床的には胎盤・胎児系の異常が疑われる場合に測定する。CAPはロイシンアミノペプチダーゼ(LAP)の一部であるため、異常値を認めたらLAP値をチェックする。 高値(血清):悪性腫瘍(女性器)、妊娠後期、妊娠高血圧症候群、子癇前症 低値(血清):胎児・胎盤系機能低下  |