検査項目解説
検査名 | サイトメガロウイルスpp65/CMV抗原pp65 |
英検査名 | Cytomegalovirus pp65/Human Herpes Virus pp65 |
検体基準範囲 |
EDTA-2Na加新鮮血液を用い、速やかに測定するか、室温で保存する。 血液:陽性細胞数(0個) |
測定法 | 間接酵素抗体法 |
基準範囲出典 |
1.浅井 隆善 他:今日の移植 7(6):553-559,1994 2.小山 一郎 他:日本移植学会雑誌「移植」31(3):234-238,1996 3.峰松俊夫:CMV感染症の診断.日本臨牀 64(増刊3):460-465,2006 |
解説 |
サイトメガロウイルスのlower matrix protein pp65を間接酵素抗体法で認識するもので、CMV感染では85~90%以上の高感度・特異性がある。通常の血清抗体価測定は抗体価が発症後数日経過してから上昇するため、早期診断が出来ない。臨床的には臓器移植や骨髄髄移植後のCMV感染の早期診断に有用である。 陽性(血液):活動性CMV感染 |