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検査項目解説

検査名 赤芽球
英検査名 Erythroblast
検体基準範囲 EDTA加血を採血し、直後に塗抹、乾燥、染色を行う。
末梢血中:出現せず
測定法 鏡検法
基準範囲出典 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008
解説 赤芽球は骨髄中のみに存在する赤血球に成熟する前段階の細胞で、前赤芽球、好塩基性赤芽球、多染性赤芽球、正染性赤芽球の順で成熟し、脱核して網赤血球となり、末梢血中に出る。これ等の細胞は細胞質のギムザ染色所見を基本にして同定されるが、多染性赤血球まではDNAが青色に染まり、正染性赤血球ではDNAが全く無く、ヘモグロビン合成により成熟赤血球の色調に近くなる。骨髄線維症、高度の溶血性貧血、髄外造血などでは赤芽球が末梢血に出現する。また、悪性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血などでは骨髄中に巨大赤芽球を認める。
出現(末梢血):巨赤芽球性貧血、真性赤血球増加症、赤血病、赤白血病、低酸素血症、鉄欠乏性貧血、不応性貧血、溶血性貧血

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