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検査項目解説

検査名 赤血球浸透圧抵抗試験(サンフォード法)(パルパート法)/赤血球抵抗試験/赤血球浸透圧脆弱性試験/食塩水浸透圧抵抗試験
英検査名 Osmotic Fragility/Erythroresistant Test /Giffin-Sanford Test/Parpart Test
検体基準範囲 EDTA加血液を検体とし、採血後直ちに測定する。
血液:サンフォード法最小抵抗(0.44~0.42%)、サンフォード法最大抵抗(0.34~0.32%)、パルパート法(0.4~0.45%NaCl液)
測定法 サンフォード法,
パルパート法
基準範囲出典 1.Palek J, Jarolin P: Hereditary spherocytosis. In Hematology. Fourth edition. 1.Edited by WJ Williams, E Beutler, AJ Erslev, MA Lichtman. New York, McGraw-Hill Book Company, 1990, pp 558-569
2.Gallagher PG. Red blood cell membrane disorders. In: Hoffman R, Benz EJ Jr, Silberstein LE, Heslop HE, Weitz JI, Anastasi J, eds. Hematology: Basic Principles and Practice. 6th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2013:chap 43.
3.Gallagher PG. Hemolytic anemias. In: Goldman L, Schafer AI, eds. Goldman's Cecil Medicine. 25th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2016:chap 161.
解説 赤血球浸透圧抵抗試験は血液像で赤血球形態に異常が見られ、家族歴などから遺伝性の溶血性貧血が疑われる場合に、赤血球の浸透圧に対する抵抗性を見る検査で、サンフォード法とパルパート法の2法がある。サンフォード法は生理食塩液の希釈列を、パルパート法はリン酸緩衝液食塩液の系列を用いる。測定精度はパルパート法がサンフォード法より良いとされている。臨床的には溶血性貧血を鑑別診断する直接クームス検査、砂糖水試験、HAM試験などと共におこなう。
抵抗性の低下(脆弱性の亢進):遺伝性球状赤血球症、遺伝性楕円赤血球症、遺伝性有口赤血球症
抵抗性の増大(脆弱性の低下):Thalassemia、鉄欠乏性貧血、菲薄赤血球

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