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検査項目解説

検査名 遊離脂肪酸/非エステル型脂肪酸/FFA
英検査名 Free Fatty Acid/Free Fatty Acids /Fatty Acids(FFA),Free/Non-Esterified Fatty Acid
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、凍結保存する。
血清:140~850μEq/L
測定法 酵素法
基準範囲出典 1.Sugo S et al:Clinical Chemistry 36(1):163,1990
2.山下静也:メタボリックシンドロームの分子機構と関連する臨床検査.日本未病システム会誌 13:14-18,2007
3.Dole VP: A relation between non-esterified fatty acids in plasma and the metabolism of glucose. J Clin Invest 1956;35:150-154
4.Imrie H, Abbas A, Kearney M: Insulin resistance, lipotoxicity and endothelial dysfunction. Biochim Biophys Acta, 2010 Mar;1801 (3):320-326
解説 FFAは総脂肪酸の4~5%程度であるが末梢組織でのエネルギー代謝に重要な役割を持つ。血中濃度は消化管からの吸収、肝での合成、脂肪組織からの放出によって決まる。臨床的には糖質・脂質代謝異常や内分泌機能の評価に用いられる。
高値(血清):von Gierke病、クッシング症候群、褐色細胞腫、肝硬変、急性肝炎、急性膵炎、急性心筋梗塞、甲状腺機能亢進症、先端巨大症、糖尿病、妊娠、肥満
低値(血清):Insulinoma、急性副腎不全、甲状腺機能低下症、汎下垂体機能低下症

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