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検査項目解説

検査名 ガラクトース
英検査名 Galactose
検体基準範囲 全血検体は除蛋白液を用いる。速やかに測定するか、冷蔵保存する。尿は新鮮尿を用いる。保存は-20~40℃で凍結保存する。
全血:(ガラクトース脱水素酵素法)4.3mg/dL以下、新生児マス・スクリーニング(ボイトラー法、ペイゲン法):8mg/dl以下
尿:0~13mg/dL
測定法 ボイトラー法、ペイゲン法、ガラクトース脱水素酵素法
基準範囲出典 1.Berry GT: Classic Galactosemia and Clinical Variant Galactosemia. In GeneReviews. Edited by RA Pagon, MP Adam, HH Ardinger, et al. Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK1518/. Retrieved 03/11/2015
2.Walter JH, Fridovich-Keil JL: Galactosemia. In The Metabolic and Molecular Bases of Inherited Disease. Edited by Valle D, Beaudet AL, Vogelstein B, et al. New York, McGraw-Hill, 2014. Accessed January 26, 2016. Available at: http://ommbid.mhmedical.com/content.aspx?bookid=971&Sectionid=62672411
3.佐倉伸夫:ガラクトース血症の鑑別診断.小児科 43:1445-1453,2002
解説 Galは乳糖が小腸でラクターゼによりグルコースとGalに分解され生成され、肝に運ばれグルコースとグリコーゲンに代謝される。健常人では血中、尿中にGalは殆ど認められないが、先天性代謝異常のガラクトース血症では血中、尿中に出現する。臨床的には新生児先天代謝異常のスクリーニング検査として用いられる。
高値(全血):肝疾患(肝硬変、急性肝炎):、糖尿病
高値(全血、尿):先天性酵素欠損による高ガラクトース血症(ガラクトース-1-リン酸ウリジルトランスフェラーゼ異常症、ガラクトキナーゼ異常症、UDP-ガラクトース-4-エピメラーゼ欠損症)

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