検査項目解説
検査名 | グリセロール/グリセリン/遊離グリセロール |
英検査名 | Glycerol/Glycerin/Free Glycerol |
検体基準範囲 | 血清:1.7~4.1mg/dL |
測定法 | 酵素法 |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
グリセロールは生体内では中性脂肪としてカイロミクロン、VLDL、脂肪組織に存在し、エネルギー貯蔵の役割を持ち血中濃度は脂肪の合成と分解量で規定されている。臨床的には糖質や脂質の代謝異常の際に測定され、糖尿病や肥満症と相関があるとされるが、詳細は明らかでない。 高値(血清):Von Gierke病、糖尿病、肥満症、甲状腺機能亢進症、慢性腎不全、血液透析後 |